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自動販売機を設置してみたいとお考えの人へむけてのお話 ~掛かる費用、掛かる電気代、実際どのくらい儲かるのか~②

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 自動販売機を設置してみたいとお考えの人へむけてのお話 ~掛かる費用、掛かる電気代、実際どのくらい儲かるのか~②

 前回のブログ

www.pinkyniko.com

 

の続きです。

 

メリットまで書きましたが、

 

ここからは、自販機を設置するか否かのポイントとなる

デメリットから書き進めます。

  • *注意*このブログでは、販売手数料率などの条件面のことについては触れないようにします。なぜなら条件などは設置するロケーションの状況によって変化するためです。自動販売機を管理してくれる会社それぞれに条件は異なりますし、販売価格によっても異なります。「売上金の何パーセント」とか、「売れた本数1本につき何円」とか販売手数料の算出方法もありますので、一概にいくらもらえますというのは避けたいのです。

 

 

デメリットを知ることでデメリットを排除してメリットにして行くかの鍵となりますので参考にしてくださいね!

 

自販機を設置するデメリット

  • 電気料金が上がる

飲料を冷やしたり温めたりとどうしても電気のかかる自販機です。

LED蛍光灯だったり昔よりも省エネタイプの自販機になってきていますが、月々の電気代にして約4,000円ほど掛かるようです。

  • ゴミが散らかる

自販機を設置すると空き缶や空きペットボトルなどゴミはどうしても出てしまいます。

買ってその場で飲んでポイッ。

ゴミ箱を設置したとしてもゴミ箱があふれた際は自販機の周りに散らかり見栄えとしても良くない状態になります。

  • 音がうるさい

冷却や加熱のためのファンの音が気になる事があります。

今の自販機は省エネのためファンを回す回数は昔よりは減っているようですが、静かなロケーションの場合、人によってはファンの回る音が耳障りになることもあるようです。

  • 明かりに虫が集まる

都会のど真ん中であればそこまで気にすることも無さそうですが、暑い季節や、季節の変わり目で羽アリなどが大量に集まっている自販機も見かけます。

地域性も関係するとは思いますが、蛍光灯の明かりで虫が集まるのは仕方がないことなのかもしれませんね。

  • 売れないと儲からない

電気代が掛かる(約4,000円)ということを考えると

月々の販売手数料を電気代以上受け取ることができないと儲けは出ません。

 

自販機を設置するデメリットの中で最も気にするところは、

売れないと儲からない!

利益が出ない!

割に合わない!

というところではないでしょうか??

 

どうせ設置するなら儲けたいですもんね!!

 

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売れない自販機の条件・売れる自販機の条件

  • 場所

ココが一番大事になりますね。

人が多く集まる場所や人が多く行き交う場所、駅・学校・公園などが近くにあるのであれば売り上げは見込めます。しかし、自販機が街中に溢れかえっている状況の中で売り上げ確保をしていくには厳しい戦いとなるのは言うまでもありません。

<※このブログを見てくださっていて、会社の中などに設置を考えていらっしゃる人には自販機設置場所の周囲環境については気にするところではありません。気にするところは従業員の方々に自販機の需要があるかどうかですかね。>

また、近くにコンビニエンスストアがあると売り上げは見込めないです。しかし、自販機だけで販売する商品を飲料メーカー各社が生産販売しているので、自販機限定商品が話題となり売り上げに貢献してくれる場合もあります。

  • 設置する自販機の飲料メーカー

前回のブログで7メーカーを紹介しましたが、設置する場所場所によって好まれる飲料メーカーが異なります。

・コーヒーの需要が高いロケーション

・スポーツドリンクの需要が高いロケーション

・ジュースの需要が高いロケーションなど

様々なシチュエーションが考えられますので、「自販機なんてどこのメーカーの物を置いても一緒でしょ?」という考えだと売り上げを伸ばせない原因とありますので注意してください!

  • 値段

自動販売機で売られる商品の定価は130円です。

これはオーソドックスな缶コーヒー(190ml缶)を観ればお分かり頂けると思います。

 

現在、自販機で売られている商品は実に様々多種多様なので商品別に100円~210円まで存在します。

また、同じ商品でもアッチの自販機で100円で売っていれば、コッチの自販機ではの120円ソッチでは110円など設置場所ごとに価格の設定が様々にされています。

しかし、その自販機で売られている自販機が安く売っているのか、高く売っているのかを判別する基準はオーソドックスな缶コーヒー(190ml)だとしてよさそうです。

 

販売価格の設定は、売上げの多寡にも関係しますし、受け取る販売手数料にも関係します。

販売価格の設定は、場所に続く2番目に重要なところなりますね。

 

  • 自動販売機の管理をしてくださる会社

自販機を設置するには、*1管理してくれる会社が必要です。

この会社選びも重要な点になってきます。

飲料メーカー同様、管理会社も多くあります。

飲料メーカー直属のオペレーターや、いくつかの飲料メーカーに自販機を取り扱える自販機オペレーターです。

どんな管理会社を選んでいいか?

キーワードは、対応力です。

対応力について書いていきます。

自販機に対しての対応力とは

売上げを左右する要素として

  1. 場所
  2. 価格
  3. 飲料メーカー
  4. 管理会社

の4要素を書きましたが、自販機の管理についての対応力を書いていきますね。

自動販売機は無人で24時間稼働してくれます。人の手が離れていても販売活動をしてくれるわけです。

しかし、ただ設置しただけでは売り上げを伸ばすことはできません。

自販機限定商品があったり

設置場所のシチュエーションであったり

販売価格であったり

設置した自販機で売り上げをどう上げていくか、売るチャンスをロスしないかが重要です。

 

売上げを伸ばせないチャンスロスの場面

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  • 売切れ

売切れてては売ることもできません。商品が切り替わるタイミングなどの際は仕方がないですが、売ることのできない商品がある状況は避けたいですね。

  • 自販機が汚い

ゴミがあふれかえっている、蜘蛛の巣が張っている、鳥の糞がくっついてるなど口に入れるモノを販売しているわけですから衛生的に人を寄せ付けませんよね。いつもきれいにしておきたいところです。

  • 新商品がない・飲みたい商品がない

色々なものにおいて新商品が発売されたり、商品のリニューアルが行われたりされますが、飲料においても様々な新商品が発売されます。時にはニュースになったりする商品もありますし、SNSで話題になる商品もあります。そのようなときに自動販売機の商品アイテムに並んでいないだけで売り上げを伸ばすことができなくなります。

  • 価格が高い

街中に溢れる状況の自販機において価格競争というものもついて回ります。隣の自販機が100円なのにこちらの自販機は定価の130円で売っていたら、100円の自販機に相当な理由がない限り勝てません。

周囲の状況を把握して設置場所の状況を踏まえたうえでどのように販売していくかを考える必要がありますね。

 

自動販売機を置こうとしている方へのまとめ

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自販機を設置することで少なからず利益を得ることができます。しかし、そのためには自分が設置しようとしているロケーションをよく考える必要があります。

*注意*このブログでは、販売手数料率などの条件面のことについては触れないようにします。なぜなら条件などは設置するロケーションの状況によって変化するためです。自動販売機を管理してくれる会社それぞれに条件は異なりますし、販売価格によっても異なります。「売上金の何パーセント」とか、「売れた本数1本につき何円」とか販売手数料の算出方法もありますので、一概にいくらもらえますというのは避けたいのです。      ブログ冒頭より

条件面よりも自動販売機の売上をどう上げるのか、どう見込むのかを主に考えると、

親身になって設置した自動販売機を育て上げていくのかが鍵になってくるのだと思います。

設置した後には自販機オペレーターの方が訪問し販売のための自販機というお店を作り上げてくれます。

自動販売機は機械ですが、その機械を活かせるかどうかは、担当してくれるセールスさんの力量とセンスです。

自販機を設置しようと考えている人にとって信頼できる自販機オペレーターの方と知り合う機会があれば、機械を設置するチャンスなんだと思いますよ!

まずはいろいろな自販機の管理会社の人と会ってみるのをおすすめします!!

 

追伸

調べ上げた結果・・・・私自身は自動販売機を設置することはやめました(´;ω;`)

 

 

 『自販機を設置する場所におけるオススメ飲料メーカーランキング』

設置するロケーション別のメーカー選択を勝手にランキング付けを ( ´∀` )

4位までのランキングにします。

簡単な理由も併せて書いておきます。

公園

1位 コカ・コーラ

大容量のペットボトルも充実していますし、知名度の高い商品が並びます。

コーラ飲料が最大の強みです。

ファンタなど炭酸飲料の種類も多く、果汁系もQooがありますので子供達にもお勧めです。

2位 アサヒ飲料

大容量のペットボトルも充実しています。コカ・コーラよりも十六茶やバヤリースや三ツ矢サイダーなど子供向けの飲み物が充実しているように思います。

さらにポカリスウェットがラインナップされるので水分補給に安心です。

3位 サントリー

ペプシがあるのでコーラ飲料はあります。

BOSSブランドがあるため若干コーヒーの比重が高い気がしますが、

南アルプスの天然水ブランドで安心感の強いラインナップです。

4位 ダイドー

商品ひとつひとつの知名度の弱さは否めませんが

商品の数で買い手の選択肢を増やしてくれる点でランクインとなりました。

 

会社(オフィス)

1位 サントリー

BOSSと伊右衛門と南アルプス。

コーヒー・お茶・水で絶対的なブランドがラインナップされます。

コーヒーの新商品もよく発売されるためオフィスの中にいても新しい商品を手に入れることができますね。

2位 キリン

キリンファイアと生茶と午後の紅茶。

コーヒー・お茶・紅茶などほっと一息できる商品が揃ってます。女性にも人気のある商品がラインナップされます。

RedBullもキリンの自販機には投入されるので翼をくれますww

3位 伊藤園

おーいお茶!で有名な飲料メーカーです。タリーズコーヒーの缶コーヒーがラインナップされますし、お茶に関してはお茶ブランドだけあって緑茶・ほうじ茶・麦茶など多くん種類のお茶がラインナップされます。

4位 アサヒ

 バランスが取れた商品ラインナップで、エナジードリンクとしてモンスターエナジーが魅力となります。

エナジードリンクは、RedBullとMonsterの2つが絶大な人気です。ただMonsterは容量が多くRedBullのほうがサイズ的にちょうどよい気がするので、キリンとのランキングの差をつけました。

会社 (工場・運送等)

1位 サントリー

缶コーヒーBOSSは働く男の代名詞的なCM作りもあり男性に人気の商品です。

自動販売機での売り上げは《水》と《缶コーヒー》が上位を占めます。サントリーはこの分野で強いアイテムを揃えることができます。そこに加え働く男のイメージを加味させているので1位にしました。

2位 アサヒ

ワンダもコーヒー飲料では人気の商品です。タイガーウッズがCMに登場したこともありましたね。朝専用「モーニングショット」は○○専用と名をつけ、飲料各メーカーが類似した時間軸の○○専用コーヒーを今まで発売してきましたが、その中で長い間愛され続けている缶コーヒーです。

Monsterの容量の多さは工場など力仕事をする人にとって嬉しいところでしょう。

オフィスではRedBullに劣りましたが、今回はキリンよりも上位になりました。

3位 コカ・コーラ

コーヒー市場のシェアでBOSSに抜かれたジョージアですが、そもそも飲料シェアでTOPのコカ・コーラブランドですので人気はあります。コカ・コーラの自販機で不便することはありませんし、安定のランクインです。

ただ、、最近のコカ・コーラの自販機を見るとアイテム数が少ない自販機を多々見ます。面白みのない普通の自販機といったイメージがあるのでランキングを下げました。

4位 ポッカサッポロ

缶コーヒーといえばポッカコーヒーというイメージは若者たちには湧かないと思いますが、缶コーヒーを初めて作り自動販売機を初めて作ったのもポッカなんです。なので中年の方にはポッカコーヒーは根強い人気もあります。190ml缶の缶コーヒーの定価が120円というのも魅力ですね。

 

駅前・駐車場・住宅街

コカ・コーラ、

サントリー、

キリン、

アサヒ、

伊藤園、

ダイドー、

ポッカサッポロ

各社横並びのためランキングが難しかったです。

多くの人が行き交う場所なので、ここでは販売価格がランキングを左右すると思います。

 

※最後に。いろいろな飲料メーカーを一つの自販機に集めた自販機を街中で観ますが・・

私個人の意見として、一つの自販機に飲料各メーカーの主力商品をラインナップしている自販機はお勧めしません!!

各飲料メーカーは商品カテゴリーの中でも差別化を図って商品を企画販売しています。

自販機の機会のデザインも各社が色を変えるなど各メーカーの広告として差別化を図っているのだと思います。

ただ単にヒット商品を並べている自販機は商品の展示がゴチャゴチャしていて、見栄え的にセンスがない気がします。

  • ジョージアならジョージアのコーヒーだけをずらっと並べる展示
  • BOSSならBOSSコーヒーだけを並べる展示
  • ワンダならワンダだけのコーヒーを並べる展示
  • ファイアならファイアだけのコーヒーを並べる展示

こういった自販機の顔つくりのほうが潔いです。

  • 伊右衛門とおーいお茶が並んでいたり
  • アクエリアスとポカリスウェットが並んでいたり
  • ワンダとファイアが並んでいたり

売上げを上げるために各飲料メーカーの売れ筋商品を並べたいのはわかりますが、

どうしても厭らしさを感じてしまうのです。

 

最後の最後に

私は今回自動販売機を設置することを辞めた人間ですが、

自動販売機を設置できる環境にあるのかたで、どのメーカーの自販機にするか迷っている方はこの2回にわたるブログで参考になれることがあればうれしいです。

 

自動販売機で副業することも出来ます。

自分で販売する手間もありませんしすることは何もありません。自動販売機という名前ですからねwwすごく簡単なんです。

設置できる人がうらやましいですww

 

電気代&支払手数料の収支バランスがしっかりしていれば、場所と環境さえあれば、自動販売機を設置することはプラスになる事間違いないです!!

 

 

 

*1:自販機オペレーターと呼ばれる管理会社で商品の補充や売上金の回収、自販機の保守ならびに点検などをしてもらいます。酒屋さんなどで自分で補充などしている方を見かけますが、基本は自販機オペレーターにお願いすることになります。